『ひどい言葉で傷つけられるのよりは、
 ぶたれるほうがまだましですよ。

 ぶたれた痕が残っていれば、
 少なくともみな同情してくれる。

 言葉で傷つけられた場合には
 外から傷が見えないでしょう。

 体の傷は心の傷よりずっと早く治りますよ』

これは、スーザン・フォワードの著書
『毒になる親』の中の一文です。

 

もちろんこの文章が言いたいことは

暴力による被害の方が
言葉による被害よりも軽い
なんてことではなくて・・・

(誤解しないでね!)

 

言葉による暴力は、

肉体的な暴力と同じか、

それ以上に人を傷つける

ということ。

 

 

残酷な言葉で傷つける親の
2つのタイプ

 

残酷な言葉で傷つける親には

2つのタイプがあります。

1つめ
悪意のある言葉で
露骨に子供を罵るタイプ 

2つめ
一見悪く言ってるようには
聞こえないけど

『からかい』や『嫌味』
『屈辱的なあだな』

『微妙な嘲りやけなし』で
子供を傷つけるタイプ

 

しかも後者は、しばしば
【ユーモア】と勘違いされています。

だから、外からも気づかれにくいし、
自分でも気づきにくいんですよね。

これって厄介だなと思います。

 

 

で・・まずは理解のために

親が残酷な言葉で
子供を傷つけてしまう理由

 

大きくは
以下の2つのパターンがあるようです。

 

(1)子供と競おうとする親

子供が思春期を過ぎて大人になってくると
【自分に自信がなくて不安な親】
子供の成長に【脅威】を感じるように
なります。

大きくなった子供を
嫌味や嘲りで辱めることで
子供を弱い立場のまま抑えつけておこう
とするのです。(もちろん無意識です)

 

で、子供の方ですが・・

思春期って背伸びして、
大人の真似をしたがる年頃ですよね。
それが親を挑発して事態は悪化する

 

 

(2)完全でないと許せない親

『子供さえ完璧であれば・・
 自分たちは完璧な一家になれる』

もしも
親がこんな【幻想】を信じていたら・・
その重荷は子供に背負わされてしまいます。

 

子供が成長する過程で
間違えたり失敗したりするのは当たり前。
たとえ失敗しても
【この世の終わり】ってわけじゃない。

 

なのに・・親が
間違えたり失敗する【ゆとり】
子供に許せず、完全を求めすぎて
【しつけ】と言う名の残酷な言葉
子供に浴びせるとしたら・・どうでしょう?

 

それって、間違ったやり方ですよね。

 

見方を変えれば、
子供が親のイライラ解消のための
スケープゴートにされているとも言えます。

 

 

『フラストレーション』って検索したら、
この消火栓がでてきた。確かに不機嫌そう。

 

こんな悩みないですか?

*自己評価が低い

*自分に自信が持てない

*親や目上の人を凌ぐことに
 後ろめたさを感じる。

 

これってもしかすると、
残酷な言葉にさらされ続けた
影響かもしれませんよ。

 

ここまで読んで、
なんとなくピンときた方に、
今日は日常でできる対応策
お届けしたいと思います。

 

 

残酷な言葉が大人になっても
影響を与え続ける理由

子供時代に聞かされ続けた【残酷な言葉】は
しばしば 内在化されてしまっています。

(テープレコーダーみたいに
頭の中を流れ続けているのです!)

 

『わたしはバカだ』

『クズだ』

『かわいくない』

『ブスだ』 とか・・

『私は簡単なことすらできない』とか

『私は生意気だ!』 とかね・・

 

だから・・
もし自分の中のそんな声に気づいたら

あなたを傷つける言葉に

断固たるNO
言ってください!!

 

だってね

こんな言葉が頭の中で聞こえている限り

あなたは【普通の大人】になるのを

邪魔され続けているってことですよ。

 

いつまでも【抑えつけられた子供】

のままって変ですよね?

 

自分の内側の声が

自分の自信や可能性をつぶしている

なんて、おかしいですよね?

 

 

ここで

大事なチェックポイント3つ

お届けしますね。

良かったらチェックしてみて下さい。

 

チェックポイント1

ヒドイことを言われても
物事を穏便にすませようとして
自分に向けられた残酷な言葉を
密かに消し続けてきませんでしたか

 

『私の勘違いかも?』

『私の感覚がおかしいのかな?』

なんて思って
なかったことにしてきませんでしたか?

 

そんな人に私がお伝えしたいことは、
自分を守るために【怒ってもいい】
ってことです。

 

ここで注意したいのは
怒るというのは
誰かれかまわず、感情をぶちまけたり
相手にマウントをかけることではなくて

ただ毅然と【NO】の意思表示をする

ということです。

 

モラル違反をする相手に対しては、
怒りのエネルギーを使って
はっきりと境界線を判らせる
ことも必要なのです。

 

 

チェックポイント2

たとえどんなことをしても
親なんだから
敬意を払わなくてはいけない
って、思っていませんか?

 

確かに目上の人を敬うことは大切です。

 

でもね・・
親が残酷な言葉を子供に言ってる時は
親の中のインナーチャイルド
言ってるんだと、私は思うんですよね。

 

ちょっとイメージしてみてください。
お父さんやお母さんの中の
6歳くらいの小さい子供。

その子供が

『おまえはバカだ』とか

『そんなこともできないのか』とか

『おまえは生意気だ』とか言って

必死で自分を守ろうとしているところ。

 

言葉の重みが違って感じられませんか?
そして、そのやり方間違ってるよね

 

 

チェックポイント3

あなたを傷つける言葉が
頭の中で繰り返されていませんか?

 

そんな時のための、
とっておきのセリフはこれです!

黙りなさい
あなたに私を
コントロールする
権利はありません!!

 

きっぱりと
あなたの内面の残酷な声に対して
言ってあげてくださいね。

 

ということで
今日一番お伝えしたいことは

自分を傷つける内面の声に気づいたら
あなたを傷つけるその言葉に対して

断固たるNOを言ってください

ということ。

 

この記事が

*自己評価が低い

*自分に自信が持てない

*親や目上の人を凌ぐことに後ろめたさを感じる

 

というお悩みを抱えた方の
お役に立てばうれしいです

 

今日も読んでくれて Thank you 

 

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