お盆にぴったりのネーミングの
【毒親本】を読みましたよ!

 

 

本のカバーをとってみたら・・・

表紙がコワい!!

 

ほめられたからって
いい気になるんじゃないよ。

女の苦労をお前も味わうがいい。って・・・

ホラーだわ

 

 

毎度ながら、毒親本って
読み始めるのにエネルギーがいります・・

自分の中のあまり見たくない部分
ふれるからかな?

 

 

いや・・でも・・

 

 

 

気付かないフリしてスルーしていても
内面のしんどさが
消えてくれるわけじゃない。

 

そして、読んでみると気づきがあってね。

読んで良かったと思うんですよね。

 

 

ということで今日は
母が重いと感じる【毒親育ち】さんに

 

なぜ自分が苦しんでいるのか?

 

家族全体を眺めてもらって
その構造に気づいていくのはどうかな?
って思います。

気付くことで
自分が進むべき道
見えてくるはず!

 

 

今日の【毒親育ち】さんは
冒頭で紹介した本のタイトルにある

【墓守娘】

 

どういうのかというと・・

 

結婚せず、(結婚しても)
母と娘の運命共同体を生きている
そんな【毒親育ち】さんです。

長女に多いタイプかなぁ・・。

 

 

 

私が思うのは・・

このパターンの【毒親育ち】さんの苦しさは
親世代の夫婦関係が良かったら
そこまで重くならずにすんだ!

ってこと。

 

そう・・【毒親育ち】の苦しさの元凶

両親の夫婦関係だと思うんです。

 

 

 

 

 

ということで信田さよこさんの
『母が重くてたまらない』から引用しつつ

【重たい母】生産されるしくみ

を、父、母、娘 の3者それぞれを通して
書いてみたいと思います。

 

 

【父親】
妻から期待されなくなった夫

~~~~~~~ここから引用~~~~~~~

多くの男性は企業で働き続けながら
いつのまにか感情を語ることばを失い
ひたすら判断と方針と命令だけ
言語体系で生きるようになる。

白か黒かという
単純な二分法に基づくチャートに従って、
世界を認知するようになる。

そして、そのことで
失うものがあることにも気付かない。

(長岡コメント
これむっちゃわかる。
会社員時代の私もそうだった!

そして、病気になった

 

妻は、いつのまにか
感情をもった存在としての夫を期待しなく
なり、無駄な抵抗をやめてしまう。

 

 

こうして彼は無自覚なまま、仕事と同じ
言語体系で語り、チャートに従って判断し、
まるで部下のように家族を扱うようになる。

夫に何も期待しなくなった妻は、
裏切られた悲しみや寂しさも
感じなくて済むはずだ。

抵抗や反発をしなければ夫は機嫌がいい。

だから、口先だけでハイハイ言うことを
きいていればいいはずだ。

 

しかしこれですべてが
丸く収まるだろうか?

 

期待していないはずの夫に対する不満は、
誰が受け止めているのだろう。

不承不承の服従のつけは、
誰に向かって吐き出されるのだろうか?

多分それは、
友人でも実家の母でもなく、
一番安全な聞き手の娘に向けられるだろう。

 

 

~~~~~~~~ここまで~~~~~~~~

 

お父さん

あなたがこれまで、厳しい社会の中で
家族のために身を粉にして働き
お金を稼ぎ続けてきたことは
本当に感謝と称賛に価することです。

そして、どうか
家族にも少し目を向けて欲しいんです。

 

 

あなたはどれほど
娘が【重たい母】に苦しんできたか、
気付いていますか?

あなたが少しでも
あなたの妻、お母さんを支えてくれたら
娘の生き辛さは軽くなるはずなんです。

 

 

 

 

【母親】自己犠牲の愛で
子供を呑み込む母

~~~~~~~ここから引用~~~~~~~

自己犠牲的態度とは・・
自分を後回しにすること。
自分を虚しくすることで苦痛に耐えること。

耐える母、我慢する母
ともつながるだろう。

 

 

ではなぜ
これらが問題なのだろうか?

 

自分を後回しにして
どうでもいいと考えることは、
自分を空虚にすることである。

空虚になるということは、
何者でもなくなり、目の前にいる子供に
そのまま空気のように一体化することだ。

のり移る、憑依すると表現することも
できるが、重要な点は、
一体と感じているのは
あくまでも母のほうであるということだ。

年齢も経験も、時には体格や経済力で
圧倒的に優位にある母が、
自分を虚しくして子供と一体だと思う。

 

(中略)

 

すごい像ですね・・

 

犠牲者・被害者である母は、
絶えず『あなたのために』と唱え続け、
こどもは自分のせいで母は被害をこうむった
のだと認知するようになる。

母の自己犠牲的態度は、
こうして子どもの
根深く理由のない罪悪感を喚起する。

母に対する感情は
罪悪感だけが許容され
怒りや抑圧感や恨みなどは禁忌となる。

~~~~~~~~ここまで~~~~~~~~

 

お母さん

あなたがこれまで
どれほど頑張って子供を育ててきたか
困難な中を生き抜いてきたか
それは素晴らくありがたいことです

 

そして、どうかこれからは
あなたはあなた自身の人生を
楽しんで生きてください!!

 

娘さんは、あなたとは違った人間であり
あなたとは違った時代を生きています。

どうか、娘さんを
あなたのモノと思わないでください。

 

 

 

【毒親育ち】
呑み込まれていることに
気づかない娘

~~~~~~~ここから引用~~~~~~~

かわいそうな母だから私がかわってあげよう

かわいそうだからNOと言わないでおこう

などと考えることは、
母の責任を肩代わりしていることだ。

もっと言えば、
母が背負うべき責任を奪っている
ことになる。

 

それは思いやりではなく
責任など負えない人だと
母を判断していることになる。

 

母の責任を奪わず
母にそのままお返しすることが
一人の人間として母を尊重することに
なるのだ。それは母へのサービス以外の
何者でもないだろう。

 

あなたを他者として扱わず、
好き放題に一方的にユートピア化した
母に対しても、ちゃんと他者として
尊重できる娘であること。

それこそが本来、母にとっての良き娘である。

こう考えれば、NOということ
墓守娘に誇りをもたらすことになる。

 

~~~~~~~~ここまで~~~~~~~~

 

いかがでしたか?

 

【毒親育ち】の【墓守娘】苦しさは
親世代の夫婦関係が良かったら
重くならずにすんだのです。

 

そう・・【毒親育ち】の苦しさの元凶は
両親の夫婦関係だと思うんです。

そして、これには
社会のシステムの影響もあったよね・・・

 

今日の記事が
母が重いと感じる【毒親育ち】さんに

なぜ自分が苦しんでいるのか
家族全体を眺めて構造に気づいてもらい

自分が進むべき道に向かう

きっかけとなることを祈ります。

 

 

もし、何かピンときたら・・

私のセラピーに申し込まなくとも

(申し込んでくれたら、もちろん嬉しいけど)

毒親本を一冊読んでみるのも

おススメですよ!

 

 

ここで紹介した本は、信田さよ子さん
『母が重くてたまらない 墓守娘の嘆き』
です。

その他のおススメは
スーザン・フォワード『毒になる親』
ダン・ニューハース『不幸にする親』

もし良かったら、手に取ってみてくださいね。

生き辛さから抜け出すための
気づきがあると思いますよ

 

 

スーザン・フォワード『毒になる親』
ダン・ニューハース『不幸にする親』は

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もし良かったらご登録どうぞ~

今日も読んでくれてThank you!

 

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