♪夕やけ小やけで 日がくれて
山のお寺の 鐘がなる
お手々つないで みな帰ろう
カラスといっしょに 帰りましょう♪
小さい頃、歌ったよね?
あなたは
安心できる居場所がありますか?
雨露をしのぐ家はあるけど、
心の居場所はない。
そんな人が結構多いのかもしれない。
セラピーのお仕事を始めてから、
居場所がないというご相談を
たくさんお受けするようになりました。
帰りたくない。
家にくつろげる居場所は
ないから・・・。
そんなお悩みを抱えた方
結構多いです。
そして、みんな外に
安全な居場所を
求めるんですよね。
やりがいのある忙しい仕事
趣味の集まり
家の外の恋人 などなどね。
深い寂しさや空虚感は辛すぎるから
心の拠り所が必要だよね。
生きていくには安全な居場所が絶対必要。
安心して帰れるHome
今日の記事は
居場所がない寂しさや
辛さを抱えている人に
ゆるぎなく、
安心できる居場所(Home)を
みつけてもらいたいと願って
お届けします。
私が思うのは・・
安心して帰れるHomeは
自分の外側にではなく
自分の内側に【育てる】
必要があるということ
何故そう思うかというと・・
外側のことって
私たちの都合なんておかまいなく
どんどん変化してしまうからです。
会社だって
定年になれば去らねばならないし
それより前に傾いて、
辞めなくてならないかもしれない。
友人関係だって、恋人だって
いつ何が起こるかわからない。
(あまり考えたくないけど。)
永遠に変わらないものなんてない
だから、
ホッとできる時、
誰かのそばにいて、
心がくつろげる時・・
その安心な感覚を
しっかり感じて味わって
あなたの内側に取り込んで、
安全なスペース(Home)を
内面に育てることが必要だって思います。
養育者との絆の傷
居場所がなくて辛いなぁって人は
やっぱり、
養育者との関係で
傷をもった人が多いです。
私たちが成長する過程で、養育者との
しっかりしたきずなができていないと、
■ 何かに執着してしまったり
■ 何かと離れるのが難しかったり
■ 何かを固持してしまったり と
大人になってからの行動や発育に
影響が出てしまうと言われています。
子供は自分中心の世界で生きていて、
養育者である大人が、
全ての時間やエネルギーを
子供に捧げるのは不可能。
だから、みんな大なり小なり、
こういった面を持っていると
言ってもいいかもしれない。
母親や父親と
安定したきずなを持てた子供は
外に出て世界を探究したい
という気持ちを
自然に持つようになります。
そして、外に出て
何か怖いと感じた時や
理解できないものと遭遇した時
養育者の元に戻って、
助けを得て、
また安心感を取り戻すことができるのです。
「よかった!
お母さんはここにいるから大丈夫だ」
「私は大丈夫」
そして、また
外へ出て探究を始めます。
にゅるにゅるを探検中?
安定したきずなが得られた子供は
『この世界は
私が存在してもいい場所だ』
『自分は安全だ』
『もし何か必要なことがあったら、
誰かが助けてくれる』
といった感覚を根底にもっています。
↑↑これが安心できる居場所
内側のスペース(Home)の正体
でもね
養育者との関係で傷をもった人は
この感覚が養われていないんです。
だから、
養育者との関係で傷をもった
毒親育ちさんは・・・
大人になってから
■何かに没頭して不安を感じなくする
■怖れを避ける
■見下げる
(自分は必要ない、関係ない、
誰かに助けを求めるなんてしないし
できない)
という行動パターンを取ることで
バランスをとることが多いんです。
曲芸やん‼
でもね、
これって苦しいですよね。
根底に安心感がないから、
チャレンジしたり、
外へ出ていくことが
人一倍大変になっちゃう
こんな状態から
抜け出したくないですか?
ここで繰り返して強調したいことは
安心できる居場所(Home)
の正体は・・・
外側にあるモノじゃないってこと。
『この世界は
私が存在してもいい場所だ』
『自分は安全だ』
『もし何か必要なことがあったら、
誰かが助けてくれる』
といった感覚だってこと。
だから・・・
安心して帰れるHomeは
自分の外側にではなく
自分の内側で【育てる】
必要がある
今日の記事が
居場所がない寂しさや
辛さを抱えている人に
ゆるぎなく、
安心できる居場所(Home)を
みつけてもらえるきっかけと
なることを願います。
そして、すぐにできることとして
ホッとできるなって思える時、
誰かのそばにいて、
心がくつろげる時があったら・・
その安心な感覚を
しっかり感じて味わって
あなたの内側に取り込むイメージを
してみてくださいね。
セッションでお手伝いすることもできます!
自分の内側にHomeを育てましょう!
ということで。
今日も読んでくれてThank you!
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