母
『あんたは誰に
産んでもらったと思ってるの!!』
私『かみさま』
そう返事した私に・・
母は、人形を床に投げつけて激怒しました。
上に書いたのは、私の子供時代の思い出です。
当時の私には、何が起こっていたか
わかっていませんでした。
今は・・わかります。
私自身の本当の気持ち
そして、母の気持ちも。
感情的になって
激しく怒る人のこと
どう感じますか?
*怒らさないようにする?
*ただただ怖い?
*うるさい?うっとおしい?
*冷静?バカじゃない?って思う?
こんな質問している私も
結構感情的な部分を持っています。
表面的には、
『怒ってもしょうがないよね~』なんて、
冷静な顔をしていることが多いのですが、
内面には
【火の要素】
しっかり持っています。
私はね、
母が感情的だったこともあり
反面教師にしてた面があるんですよね。
『私はあんな風に怒らない』
って思ってた。(ごめんね。母さん)
今日は、
*感情的に怒る人が苦手
*どうつきあっていいかわからない
*感情的に怒る人になりたくない
と思って、しんどくなってる人に・・
あなたの心を守り、
もうこれ以上傷つかないですむための
ヒントをお届けしたいと思います。
師匠に教えてもらったこと、そして
私自身も本当に大切だと思うこと。
それは・・・
感情の真のコントロールは
感情と闘うことではなく
感情に寄り添い
適切に表現することです
これは、本当に、本当に、大事
もう一度繰り返して書きますね。
感情と闘うんじゃない。
自分の感情に寄り添うこと。
適切に表現すること。
それが大事。
なぜそんなに大事だと思うかというと・・
私自身の体験があるからです。
【冷たい怒り】を
もってませんか?
さっきも書きましたが・・
私は感情的な人を反面教師にして
『私はあんな風に怒らない!』
と思ってた。
でもね、
この考えはあんまり良くなかったかも。
セラピーで自分の内面を見つめてきて
色々気づいたんです。
一番大切な気づきはね・・
私は、感情的に叱られることで
とても侮辱された感覚を受けていて
深く傷ついていたということ。
『ちゃんと説明してくれてたらわかるのに!』
『頭ごなしに怒るなんてヒドイじゃない。
あんな怒り方するなんて、バカじゃないの?』
子供心に、そんな風に反発していたけれど
本当は心がとても痛かった。
そして、恐怖だった。
でも、子供時代の私には
この痛みも恐怖も・・
感じることは無理でした。
だから、
【冷たい怒り】で
自分を守ったんですよね。
感情的に怒る人に
*冷静に指摘する。
*冷静に反論する。
そんな【冷たい怒り】
私は頭の良い子供でした。
そして、持ち前の冷静さを装って
必死になって自分のプライドと尊厳を
守ろうとしたんですよね。
だけどね・・・
これって火に油を注ぐようなものです。
『かわいげがない!!』
『子供らしくない!!』
そうやって、
余計に激しく・・・
相手を怒らせてしまっていたんです・・。
おかげで余計に、
私自身も心がボロボロ。
これは自分に優しくなかったです。
ということで・・今振りかえって
私がしていた
典型的な反応のパターンを
3つにまとめてお話してみますね
感情的に怒る人が苦手なあなたに
あなたの心を守るために
少しでも参考になりますように。
①恐怖を【冷たい怒り】や【見下し】で
乗り越えようとしていませんか?
子供時代の私
本当はとっても怖かったんです。
(これ、大人になってから
マインドフルネスで気づきました。)
今でも私は
大きな音がすると身体がすくんで
凍り付くことがあります。
だけど
とても怖がりな自分を・・
【弱くて恥ずかしい】って
思っていました。
だから『怖い』って言えなかった。
そして、
【冷たい怒り】や【見下し】で
状況を乗り越えようとしたんですよね。
そしてね
これってまるで逆効果でした。
相手には、
全然大丈夫な人だって
思われているわけだから・・。
だけどね、
どんなに強がっても・・
やっぱり
コワイものはコワいよね!!
深いところに
癒えていない恐れがあるから、
自分よりもパワーの強い相手には
簡単に圧倒されてしまう。
頑張って強がっているのって
とてもしんどいのですよね。
この状況から抜け出すには
セラピーが本当に助けになりました。
恐怖に震えているとき
『大丈夫だよ』と
誰かに そばにいて貰えること。
とてもとても、大切なことです。
②『私はそんなことくらいじゃ怒らない』
プライドを守ってませんか?
私にとって、この言葉は
プライドを守るためのお守りだったんです。
とっても傷ついてたから。
だけど、傷ついているからこそ
プライドが揺らぐんですよね。不安になる。
だから、
理想の自分であることを
証明し続けるために
『そんなことでは怒らない』状況を
引き寄せたと思います。
具体的に
なにを引き寄せたと思いますか?
感情的に怒る人を・・
まるで、
次々と強敵を倒していくゲームのように。
だけど、これって終わりがないよね。
振り返って今思うのはね
自分自身の傷ついた心を
癒してあげるのが一番良い解決策だった。
今はそう思います。
③怒り方、わからなくなってませんか?
『私はそんなことくらいじゃ怒らない』
そう思って怒ることを止めていた私
このことの、一番悪い弊害はね
自分の身を守れなくなっていた
ことです。
怒り方がわからないから
自分の境界線を守らなきゃいけない時でさえ
『ここで怒っていいの?』
なんて、思ってた。
感情って
ただ自然に湧いてくるものなのに。
怒れないから、自分の大切な領域に
簡単に踏み込まれてしまうんです。
しかも
もうひとつ悪い弊害がありました。
それは・・
怒りを止めると
喜びも感じられなくなること。
怒り”だけ”止めるとか
そういう器用なことを
人間はできないしくみなのですよね。
だから・・
『私はあんな風に怒らない!』
って思って
怒りを止めるのは間違ってたなぁ。
そう思います。
感情の真のコントロールは
感情と闘うことではなく
感情に寄り添い
適切に表現すること
今日は、
*感情的に怒る人が苦手
*どうつきあっていいかわからない
*感情的に怒る人になりたくない。
と思ってしんどくなってる人に
あなたの心を守り
もうこれ以上傷つかないですむための
ヒントとなれば嬉しいです。
そして、最初の一歩として
あなたにとって
何が一番傷つくことなのか?
何を避ける必要があるのか?
自分の気持ちに寄り添って
見つめてあげてくださいね。
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