もしすべての人が注意深く、瞑想的になれば
この世に傷はなくなる。
それはたんに消え失せてしまうだろう。
OSHO 『死について41の答え』より抜粋
だんなさんの実家の梅
昨日帰ったら満開でした
今日は
【語ること】と【癒し】について
語り続けることが良くない時
というテーマで書いてみようと思います。
マインドフルネスで
起こる癒し
まず最初に【癒し】について
冒頭の言葉ですが・・
もしすべての人が注意深く、瞑想的になれば
この世に傷はなくなる。
それはたんに消え失せてしまうだろう。
OSHO 『死について41の答え』より抜粋
セッションさせてもらって
これって本当だなぁって思うんです。
マインドフルネスでただ眺め続けていると
どんどん変化が起こってくる。
セッションでいつもそう感じます。
みんな、早く変わろうとして
押したり
引いたり
なだめたり
遠ざけたり
忘れようとしたり
色々するんだけどね
実はそれは遠回りになっている
ことすらあって・・・
ただ、マインドフルネスになって
眺めていることができるなら・・
癒しは自然に起こり始めるのです。
セッションで語ることを
止めるときもあります
トラウマが重い時
恐怖が強い時
マインドフルネスになれない人も
おられてね、そういう時
語り続けられることがあります。
・・辛かった体験を
怒り、悲しさ、苦しさを・・・。
実は私、セッションで
クライアントさんが語り続けることを
止めるときもあるんですよ。
なぜ？・・って思いますよね。
だって、聴いて欲しいですものね。
なぜかというとね
辛い体験を
語り続けることが
良くないときもあるから・・です！
私自身もね
セラピーの学びの中で師匠から
語ることを止められた体験があります。
その時はとても不満でした。
『どうして
聴いてもらえないの？
』
って、思ってた。
でも、癒しが進んだ今は
その理由がよくわかるんです
一方で
語ることの癒し
というのもありますよね
それは、語ることで
内面が整理され癒しにつながるとき。
語ることがすべて
悪いわけではありません。(誤解しないでね)
語る場所やタイミング
語り方にポイントがあるんですよね。
ということで、今日は
語り続けることが良くない時
というテーマで
語り続けることが良くない4つの理由を
お届けしたいと思います。
あなたの癒しの一助になりますように
語り続けるのが良くない時
とその理由
その１ 再トラウマ化する
実はね、過去の辛かった体験を
思い出して詳しく語ることで
再トラウマ化することがあります。
日常生活が困難なほど辛い時
症状に呑み込まれて
激しく感情的になったり
頭がグルグルしてしまう時
語り続けることは止めた方が良いです。
辛い体験がフラッシュバックする
神経のシステムが働いています。
その回路がアラームを発して
危険だよ！って強く反応してるんです。
でも実は
それは過去のことで
今現在は危険ではないんですよね。
アラームの過剰反応。
アラーマ！大変！
(ﾀﾞｼﾞｬﾚ 面白くなかったらスルーして～）
語ることで
不必要なアラームが作動する時は
語ることを止めるべき時です。
その２
辛い体験を語ることで
変化を止めているとき
例えば・・無謀な報酬系が働くとき
小さい子どもが転んで
ひざをすりむいて泣いちゃったとき
お母さんが優しく接してくれた体験
があるとします。
嬉しかった子供は
お母さんの注目がもっと欲しくて
痛いよ～って大げさに泣く・・
ありますよね
お母さんが
その子どもの反応に応え続けると
エスカレートして
王様やお姫さまが生まれます。
大人になった私たちの中にも
無意識の中にインナーチャイルドがいて
いろんな反応を起こすことがあります。
大人になった王様やお姫さまのケアを
他の誰か（養育者やパートナー）に
求め続けるのって無謀なことです。
結果として
あなた自身も傷ついてしまいます。
その3
外側に意識が向き続けて
一向によくならないとき
◎◎が悪い！ そういって
外側を責め続けているときってね
実は
意識を自分に向ける必要はなくなります。
そうすることで辛さから逃れることができます。
そう・・
向き合うことが
耐えられないほどの痛みや怖さ
が、内側にあるんだよね・・・
辛いよね
そしてね
その痛みや怖さの本当の原因は
自分自身に対する
批判や厳しさ、辛辣さ、見下し
ってことがよくあります。
そこから逃れたくて
外へ意識を向けてします。
でも・・・
それを続けても良くはならないよね。
ここでマインドフルネスを
使って欲しいんです。
マインドフルネスで
ただ眺めていると
どんどん変化が起こってくる。
優しい眼差しで
小さな赤ちゃんが
泣いているのをみるように
ただ眺めてあげる。
何もする必要はないし
何も変える必要もない
そうすると変化は自然に起こってきます。
そんな癒しの力が
みんなに備わっています。
その４
セッションの効果を
最大にしたい
日常会話のペースで辛い体験を
だーーーーっ！！と語り続けちゃうと
トラウマ反応(アラーム)が起こって
視野が狭くなってしまいます。
そうすると
あなたの周りにある
暖かさや優しさにつながることも
できなくなっちゃうんです。
暖かさや優しさは
癒しの源なのに・・
それってもったいないよね。
だから・・・語る時はゆっくり。
自分に優しくをおススメしたいです
そんな風に語ることで内面が整理されて
色んなことが見えてきます。
癒しのためのヒント
辛い体験を
語り続けることが
良くないときもある
今日の記事が
癒しを求めるあなたの
助けになれば嬉しいです。
そして、もしよかったら
辛い体験を思い出して
反応し続ける神経システム
を使い続けるんじゃなくて
あなたの好きなこと
楽しいこと
を探して
繋がることから初めてください
喜びや楽しさを感じて
豊かに広がっていく
そっちの神経のシステムも
ちゃんと使ってあげること。
これ、とってもおススメです
良いシステムは
使い続けると強化され
悪いシステムを使わないことで
徐々に反応が衰えていきますから！
辛い方の神経システムが働きがちな人は
喜びや楽しさの神経システムを
使う練習が必要なこともあります。
そして練習を続けていくと
人生がググっと変わってきますよ
それでは～！
今日も読んでくれて Thank you 
久しぶりに描いた曼荼羅🌈
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