あなたは
自分も相手もありのままでいられる
人間関係ってどう思いますか?
私はめちゃめちゃいいなぁって思います
けど、なかなか難しいよね
今日も前回から引き続き
こちらの本から良いなと
思ったことを書いてみます。
言いにくいことを伝えるコツ
動画作りました。耳で聞く方が良い方はどうぞ
あなたは、大切な人との関係で
伝えたいけど難しいことがあって
モヤモヤすることありませんか?
例えば・・・
*相手の言葉や態度が不快な時
*自分の想いを受け取って貰えない時
*自分の考えを誤解されてしまう時
モヤモヤするし、困りますよね
こういう時によくきくおススメの方法は
Iメッセージと
サンドウィッチ法です
ご存知の方も多いと思います。
でも
うまくいかないなぁ
って思うことないですか?
今日は
Iメッセージと
サンドイッチ法について
うまく使いこなすコツをお伝えしますね。
そしてさらにもう一歩踏み込んで!
役に立つ【テニスのネットの話】を
お届けします。
Iメッセージのコツ
Iメッセージ は「私は〜」から始まる
I(わたし)を主語とした伝え方を指します。
一方で YOUメッセージ は
「あなたは〜」から始まる
YOU(あなた)を主語とした伝え方です。
言いにくいことを伝えるときは
Iメッセージがおススメ
と言われています。
例えば
(例1)相手の失敗を指摘をするとき
相手の失敗を指摘するとき
「(あなたは)報告をおろそかに
するべきではない」とか
「なぜ(あなたは)報告をしないんだ」
なんてYOUメッセージで伝えると
相手は問い詰められた感じになりますよね。
だからIメッセージで、やわらかく
「(私は)しっかり報告してもらえると助かる」
と伝えるほうが、相手も受け入れやすくて
人間関係も良好に続きます。
(例2)要求や要望を伝えるとき
自分の要望を伝えるときにも
Iメッセージは役立ちます。
例えばYOUメッセージで
「(あなたは)こうしてください」と言うより
Iメッセージで
「(私は)こうしてもらえると嬉しい」
「(私は)これをしてもらえないと困る」
と伝える方が効果的。
ただし
こんなに効果的なIメッセージでも
間違えやすいことがあるんです。
それは
感情表現(I feel)に関すること。
たとえば
「わたしは
あなたの言葉に怒りを感じる」
という場合
よくある間違い(NG)では
「私はあなたが
会話の主導権を握ろうと
しているように感じる」
なんて言ってしまうケースです。
この違いわかりますか?
どっちも、最後は感じる(I feel)で
終わっているのは同じです。
でも、前者は【怒り】という
感情を表しているのに対して
後者の
【会話の主導権を握ろうとしている】は
考えなんですよね。
感情と考えの違い
これは小さいことのようで
ものすごく大きな違いです。
例えば
感情を使って
「軽んじられているように感じて、
いらだってしまう」と言われた時と
「私の意見が
尊重されていないように感じる」
と言われた時では
相手に対するインパクトは全く違います。
前者はそのまま相手に
あなたの気持ちが伝わる可能性が高いですが
うっかり後者の表現を使ってしまうと
「いやいや
私はあなたの意見を軽視なんてしません」
と、弁解が返って来てしまうのがオチです。
サンドウィッチ法が
うまくいかない理由
サンドウィッチ法とは
伝えにくいことを、前向きな言葉で
挟んで伝える方法です。
前向きな言葉
+残念なお知らせ
+前向きな言葉
とか
誉め言葉
+ネガティブなこと(叱るなど)
+誉め言葉
など
試したことのある人も多いと思います。
王道の方法ですよね。
ですが、この本の著者は
サンドウィッチ法はうまくいかない
と言います。
こんな感じです。
残念ながら
このアプローチはまず成功しない。
前向きな言葉が聞こえた瞬間
相手は身構えて
「でも」を待ち始めるから
誉め言葉など頭に入らない。
うん・・・確かに
普段ほめ言葉を言わない人が
急にホメてくれたりすると
【なにか、言いにくいことでもあるの?】
って、警戒しますよね
著者はこう続けます。
サンドウィッチ型のフィードバックが
多用されるのは
誉め言葉で補強しないと
相手が頭ごなしに否定されたと感じるだろう
と懸念しているからだ。
うんうん。わかる。
しかし
その発想は問題の本質を見誤っている。
想いが相手に届かないのは
フィードバックの内容が辛辣で
後ろ向きだからではなく
行動に特化した内容でないため
役に立たないからだ。
おおーー!行動なんだ。
相手のコートには入らない
~テニスネットの話~
さっきの続きですが
行動に特化した内容でないため
役に立たない
という著者の言葉は
すごく本質的な所を突いてるなぁって
思います。
著者はこのことを説明する時
テニスのネットのイメージを使うそうです。
本を参考に図を描いてみました
テニスのネットを挟んで自分の側に
第1の現実があります。
ここは、あなたの想いだったり
要求だったりがあります。
そしてネットの向こうには相手がいて
2つのゾーンがあります。
ネットに近い部分が 第2の現実
相手の言葉や
非言語的な行動など
お互いに事実として見える部分です。
その奥に 第3の現実
ここには相手の気持ちや考え、反応、
返答などがあります。
実はここは相手にたずねてみないと
わからない所です。
テニスでは
相手側のコートに入り込んで
プレーすることはないですよね。
フィードバックも同じなのですが
つい私たちは、相手の領域に
踏み込んでしまいがちです。
例えば・・・
『協力する気がないのね』
『あなたは議論を支配しようとしている』
『あなたは自分のことしか考えてない』
などなど
これって
相手の気持ちや考えを勝手に想像して
(第三の現実を勝手に想像して)
相手にぶつけている行為。
テニスだとルール違反なんです。
こういう伝え方をすると
相手は誤解されたと感じたり
ひどい場合は攻撃されたと感じて
トラブルに発展してしまうことも。
著者はこう書いています。
ネットを超えずに
自分のコートにとどまることにかけては
大人よりも子供の方が得意なようである。
著者の一人
キャロルさんの子供が幼かったころ
5歳の妹が7歳の兄にむかって
こう言ったそうです。
ニックがゲームを選ぶのこれで3回目だよ
そういうのはいや。次は私が選ぶ。
そうじゃなかったら遊ばない
5歳の妹には
『お兄ちゃんは思い通りにしたがっている』
と、相手の真意の分析はできないし
『お兄ちゃんはいじめっ子だ』なんて
レッテル貼りもできません。
でも、だからこそ
シンプルに思いを伝えることが
できるんです
この後、二人は
順番にゲームを選ぶようになって
二度と喧嘩することはなかったそうです。
いかがでしたか?
この記事が
大切な人に言いにくいことを
伝えられなくてモヤモヤしているあなたに
ちょっとしたヒントとなれば幸いです
そして
このヒントを実践する時に
自分自身が
いま何をしているのかに気づく力
が大事だと思います。
マインドフルネスは
自分に優しく意識を向ける習慣を
作ってくれます。
もしよかったらあなたも
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コミュニケーション力を高めてみませんか?
今日も読んでくれて Thank you
今年も咲いてくれました。
クイーンオブ・スウェーデン
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