自分を責めるvs 人を責めるー【アダルトチルドレン】行動チェックリスト

この記事は約7分で読めます。

子供の時に親があなたにしたことには、
あなたの責任はない。その責任は親にある。

大人になった今の人生においては、
あなたがすることにはあなた自身に
責任がある。その責任は親にはない。

ダン・ニューハース著
『不幸にする親』より抜粋

 


我が家のワイルドローズ。

自分を責めるのも、人を責めるのも
同じコインの裏表って聞いたら、
どう思いますか?

これは私の師匠の言葉なのですが
私はこれを聞いたとき、
えーーっ!?
って思ったの。

というのも、
当時の私は怒りを抑圧していて
人を責めるより、
自分が責められる方がマシって
信じていたから。

ついでに言うと・・
怒りを抑圧した結果、結局こらえきれずに
無意識に噴出してしまって
相手を責めちゃってたんですけどね

 


ここまでBIGではないけども・・・

 

前の記事で紹介した
毒になる親の著者スーザン・フォワードも、
同じことを言っています。

自分を責めるのも、人を責めるのも
コインの裏表だと。

で・・・今日の記事は、

人を責めること自分を責めること
について深めていこうと思います。

 

 

前回までの記事では
考え(心情)のチェックリスト

感情のチェックリスト

二つのチェックリストをお届けした
のですが、もうひとつ、
行動のチェックリスト
があります。

興味深いことに、
行動のチェックリストには
『服従』『反逆』
のふたつのパターンがあるのです。

それではさっそく書いてみますね。

親との関係における私の行動パターン

スーザン・フォワード『毒になる親』から引用

服従パターン

  1. 私は自分がどう感じてるかにかかわりなく親のいうことに従うことがある。
  2. 私は自分が本当はどう考えているか親にいわないことがある。
  3. 私は自分が本当はどう感じているか親にいわないことがある。
  4. 私は親とうまくいっていない時でもうまくいっているように振る舞うことがある。
  5. 私は親と一緒の時には、表面的に合わせているだけで、“ニセ者”になっていることがよくある。
  6. 私は親との関係において、自分の自由な意思ではなく 後ろめたさや恐れから行動していることがよくある。
  7. 私は親を変えようと一生懸命努力している。
  8. 私は親に私の考えを理解させようと一生懸命努力している。
  9. 私は両親が争っている時に、仲を取り持とうとすることがよくある。
  10. 私は親を喜ばせるために自分を犠牲にすることがよくある。
  11. いつも家の秘密を守るのは私の役目である。

反逆のパターン

  1. 私は自分が正しいことを示すためにいつも親と口論する。
  2. 私は自分には自分の考えがあることを示すために、親が気に入らないとわかっていることをする。
  3. 私は親が私をコントロールできないことを示すためには大声でわめいたり、毒づいたりする。
  4. 私は親に暴力を振るわないように自分を抑えつけなければならないことがよくある。
  5. 私の我慢は限界を超え、親とは縁をきった。

 

 

あなたは
『服従』『反逆』
どっちのパターンに近いですか?

私の記事を読んでおられる方は
『服従』の人が多いのかなぁ?

もしかしたら、
『服従』から『反逆』に転じた人も
いるかもしれないし
『かくれ服従』、『かくれ反逆』も
あるかもしれません。

 

いつものように、チェック結果ですが・・

このチェックリストで
2つ以上が当てはまる人は
いまだに親のことが
人生の大きな問題となっている

だそうです。

 

で、コインの裏表のお話に戻って

『服従』と『反逆』について
スーザン・フォワードの文章が
参考になるので引用してみますね。

服従的な行動が子供の精神的独立を
阻んでいることは容易にわかるが、

反逆的行動に出るのもやはり、
自己を相手にからめ取られている
証拠である
ということは、
なかなかわかりにくい。

(中略)

*行動に激しい感情をともなっていること

*同じパターンの行動がいつもくり返されること

*その行動は予測がつくこと

*その行動は自分の自由な意思による
 選択の結果ではなく

*自分が独立した存在であることを
 なにがなんでも証明しなくては
 ならないためであること、

などからよくわかる。

服従的であることと攻撃的なことは
同じコインの両面にすぎない。

 

さて、ここからは、

人を責めることと人から責められること

について深めていこうと思います。

ちょっと想像してみてください。
自分を責める人と
人を責める人が一緒にいるところを・・・。

 

 

人を責める人が、むしゃくしゃして
怒り玉を相手に投げつけます。

怒り玉はもしかしたら、
黒いぐちゃぐちゃかもしれないし
赤とか黄色のギザギザが
ついているかもしれない。
それを投げつけるの。エイッて!

 

で、自分を責める人は
私のせいだって、思うから
それを受け止めて悲しくなったり

怒り玉が身体にあたってボコボコ
なってるかもしれない。

 

怒り玉が飛んでこないように
無意識にご機嫌をとってる場合も
あるかもしれません。

 

 

さて、あなたはこれをどう感じますか?

無意識にこんなパターンになってる
親子関係、夫婦関係ってありそうですよね。

もちろん、あなたが誰かを怒らせた時
あなたに本当に非があるのなら
謝る必要はあります。

怒った側は、
相手に行動を変えてもらうように
要求することも正しいです。

ただ、感情的になって
八つ当たり的に怒り玉をぶつける
としたら、どうでしょう?

 

この二人の関係
お互いを尊重できていませんよね。

 

自分を責めがちな人へ
あなた自身を
守れていますか?

 

人を責めがちな人へ

自分の感情のお世話を、
自分自身でできていますか?

 

 

他人の感情の責任
あなたがとる必要ってない
のですよね

 

そして同時に
自分の感情のパターンに気づいて
その感情に取り組んでいくのは
あなた自身の責任なのです。

 

 

さて、ここで
ちょっとイメージを変えてみると
どうでしょう?

さっきの、
怒ってむしゃくしゃして
怒り玉を周りに投げつけている人と
投げつけられていた人

二人の距離を
すーーーっと離してみる

怒り玉は地面に落ちる。
他の人とは関係なく、ただ落ちる。

 

そうしたら・・
あなたの中で何が起きてきますか?

もしかしたら、
ほっとするかもしれないし、

逆に、
悲しくなったり、
寂しくなったり、
不安が起きるかもしれません。

ここに向き合っていくのって
あなた自身の幸せな人生のために
大事なんじゃないかなって思っています。

 

 

私の経験では
自分を責める人って
養育者から責められてきた人が多いし

人を責める人って
養育者から過剰にコントロール
されてきた人が多い。

どっちの場合もね
ゆっくりと内面を探っていくと・・

自分を責める部分と
人を責める部分が両方あって、
内面で口論していたりします。

鍵と鍵穴なんですよね。

 

 

自分を責めるのも、人を責めるのも
コインの裏表

もしよかったら、あなた自身の
自分を責める部分 や 人を責める部分
に気づくことができたら

『どうしてそんなことしてるの?』
って尋ねてあげてください。

あなたの中の
自分や他人を責めて孤独になってる部分と
責められて苦しくなっている部分とが
穏やかに対話を始められると良いですね

ちりとり一杯の花柄。散っても綺麗🌈

マインドフルネス
対話の助けになると思いますよ。
是非試してみてください。
今日も読んでくれて Thank you 

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