毒親による、幼少期の
潜在意識の影響について
教えて下さい

先日メルマガ読者さんから
こんなリクエストいただきました!

 

ありがとうございます

 

毒親による
幼少期の潜在意識の影響・・

これについては
こちらの本の一節が
端的に語ってくれています。

私がセラピストになる前に
紹介してもらって衝撃を受けた本です。

 

ちょっと引用してみます。

 

どのような人のなかにも
隠された小部屋があり、
そのなかに子ども時代のドラマ
しまわれています。

 

幼い頃に受けた癒されぬ傷は
尊大さや抑うつとなって
繰り返し傷口を開き

脅迫神経症や倒錯に姿を変えて
その人またはその子どもの
生を破壊するのです。

アリス・ミラー著
『才能のある子のドラマ』より抜粋

 

オークの木 
ケルト民族は神様と思っていたそうです。
美しい文様ですよね。

 

上に書いたアリスミラーの文章ではね
脅迫神経症や倒錯といった難しい言葉
が出てきていますが、簡単にいうと

幼少期の傷ってね

イライラ疲労感による苦しみ

情緒の不安定さ
(感情の浮き沈みの激しさ)

止められない破壊的行動
(爆発的な怒り
人間関係や自分の人生を破壊する)

などの原因になり
人生を破壊することがある
ということです。

 

辛いよね・・・

あなたはどうでしょうか?
心当たりはありますか?

 

でね、自分の長年の苦しさが
【隠された小部屋】の中の
【子供時代のドラマ】が原因だと
気づいていたとしても・・・

 

それだけでは不十分だよね。

 

どうやって回復していくか?

それがないといけません。

今日は回復するために大事なことにも
ふれながら綴っていきますね。

 

 

内面を探求することに
興味ありますか?

 

実は私はずっと、母のことで
残念に思っていたことがあります。

 

それは・・
母がずっと内面に向き合うことを
拒否しつづけてきたことです。

 

私の母は、体調が悪いことが多く、
その原因は幼少期の心の傷だと
私はずっと感じていました。

 

母の影響を受けて育った私は、
セラピーに興味をもち、
自分自身が回復する経験をして・・

私は、母にも同じことを願っていました。
つまり、内面に向き合い自分を解放して
楽になってもらいたかったんです。

 

でも、母はこういうのです。

昔のことなんか

思い出したくない。

放っておいて!!

 

でも、ですよ・・

 

大切で家族の中心人物である母親は
常にしんどい、しんどいと言うのです。
これは子どもの私には辛いことだったなぁ・・。

 

 

で、突然ですがここで

冒頭で紹介した本に
再び登場してもらいます。

~~~~ここから引用~~~~

たしかに容易なことではありません。

けれども、これだけが、
目に見えぬ、
にもかかわらず非常に残酷な

子ども時代という牢獄から、

自分を解放する可能性
与えてくれる道なのです。

 

(中略)

 

ほとんどの人は
ちょうどその逆をやります。

つまり、その人たちは、
自分の過去などまったく知りたくないと言い、

そのために、自分が結局
つねに過去に牛耳られてしまうことにも
気がつきません。

~~~~~~~~~~

アリス・ミラーが書いていること。
これだけが自分を解放する
可能性を与えてくれる道。

これだけが・・ 道 とは

いったいどういうことでしょうか?

 

 

そして、今日の記事が

自分を解放したい!と願っている方や

 

セラピーってどんなことするの?

どんな意味があるの?

過去を振り返って意味があるの?

 

そんな疑問を持っている方に
届くことを祈って綴ります

 

自分を解放する道とは?

で!

まず私がお伝えしたい
大事なことは・・

往々にして私たちは
子ども時代の辛かった記憶や感情を
抑圧して忘れてしまっています。

そうしないと辛すぎるからです。

 

でも、
日常生活の中で
辛かった出来事に【似た状況】に出会うと・・
↓ ↓ ↓

子ども時代の記憶や感情は
無意識的に蘇ってきて
私たちを乗っ取り影響を与え始めます。

この影響は長年にわたり何度も起こるため
人生を破壊するような悪影響になること
すらあります。

 

 

そんな中
もしあなたが、なにかのきっかけで
無意識だった子ども時代の記憶や感情に気づき
静かに見つめることができるようになった時

↑これにはマインドフルネスが役に立ちます

 

そこにセラピストの
適切なサポートがあって

あなたがその記憶や感情に
安心感をもちながら
優しいまなざしをむけて
共にいることができたら・・

 

過去に得られなかった体験
(危険から守ってもらったり
暴力に抵抗したり)
今現在のあなたが追体験できたら・・

 

あなたのその過去の辛い体験を
安全に終わらせる
ことができるのです。

 

そうした
【完了体験の積み重ね】
あなたを苦しい不定愁訴や
止められない破壊的行動から
解放してくれるでしょう。


これがアリス・ミラーも書いている
【道】なんです。

 

そして、ここでもう1つ
大事なことをお伝えします。

情動なき想起は
いつも結果を生まない

これは心理学者の
ブロイアーとフロイトが
一世紀前に記したことばです。

 

過去に辛い体験をもった人ってね、
いろんな方法で自分を守ってきました。

*感情を切り離し
 (押し込める、麻痺)

*辛い記憶を忘れ

*暴力でさえ正当化
 (養育者への忠誠として)

 

これを、アリス・ミラーは
【真実の喪失】
と書いています。

 

ここにとどまっていることは
何の痛みもないかもしれません。
頭でのみ理解できる、すっきりした世界。

 

でも同時に・・
痛みのない【幻想の国】

だとアリス・ミラーは言います。

 

どうしてだと思います?
痛みがないんだし良いじゃない?

そう思うかもしれません。

 

でもね幻想ではダメなのです。

 

なぜかというと・・・

【真実の喪失】は
重い病につながる

からです。

 

意識しないまま
過去の犠牲に・・・

ここでも本を引用してみますね。

~~~~ここから引用~~~~

かつて身に受けた残忍な残虐行為を
抑圧してしまいますと、多くの人は、
他人の、そして自分の生活
破壊するようになります。

たとえば、
外国人住民の家に放火して、
復讐をし、あまつさえそれを
「愛国主義」と称したりします。

真実を自分の目から隠し、
いじめ
苦しめられた子どもの絶望を
感じたりしないでいるために。

 

別のある人たちは、
かつて自分に押しつけらえた苦痛を
積極的に継続します。

鞭打ちクラブ、あらゆる種類の苦行崇拝、
SMクラブなどで活動し、
それを解放と呼ぶのです。

 

(中略)

 

子どもの時に性的搾取を受け、
自分の子ども時代の現実を否定し、
痛みに不感症になることを学習した女性は
すでに起こってしまったことから
逃げ続けます。

 

逃亡を助けてくれるのは、
男だったり、アルコールだったり、
麻薬だったり、あるいは
仕事の上での成功だったりします。

 

そういう人たちは「退屈」したりせぬよう
次から次へと「蹴り」を求めます。

たとえ一秒でも、
静寂の時が入り込んでくると、
身を焼くような孤独に苛まれていた
子ども時代の本当のありさまが
身に迫ってきてしまい、
それを死そのものよりも恐れている人に
とっては耐えがたいのです。

~~~~~~~~~~

いかがでしょうか?

私はとても切なく胸が痛みます。
一人でも多く、こんな無意識の牢獄から出て
満たされた人生を生きるお手伝いがしたい・・

そう思います。

 

どうやって回復するのか?

過去に起こった事実は変えられないし
幼少期に受けた心の傷は
なかったことにはできません。

でも、私たちは
自分を変えることができます。

どうやって変えていくのか?

 

 

私たちの
身体には答えがある。

まず一番大事なのは安全であること。

時間をかけてゆっくりと
安心感を感じられる場所で
優しく、繊細に見つめていく

ちょっとした勇気と決心は
いるかもしれません。
そう・・【幻想の国】に気づき
少しずつ【真実】を取り戻していく決心。

 

でもね、一番大事なのは
安心感暖かさ
感じる
心のスペースだと思います。

 

それともうひとつ大事なことは
好奇心
勇気や決心よりも
好奇心の方が大事かもしれない

 

暖かい好奇心から見えてくる【真実】は
自由で
あなたに尊厳をもたらす
気づき選択肢


を与えてくれるんです。

 

 

子ども時代の感情がよみがえって
意識できるようになった時
(辛い感情かもしれません)

 

適切なセラピストのサポートがあって
あなたがその記憶や感情に
暖かい眼差し好奇心をもって
共にいることができたなら・・

 

過去に得られなかった体験
(危険から守ってもらったり
暴力に抵抗したり)
今現在のあなたが追体験できたら・・

 

あなたはその辛い体験を
安全に終わらせることができます。

 

そうすることで

*イライラや疲労感による苦しみ
*情緒の不安定さ
(感情の浮き沈みの激しさ)
*止められない破壊的行動
(爆発的な怒り、人間関係や自分の人生の破壊)

などから
あなたは解放されるでしょう。

これが
今日、私がお伝えしたい大事なことです。

 

今日の記事が
セラピーってどんなことするの?
どんな意味があるの?
過去を振り返って意味があるの?

 

そんな疑問を持っている方に
届いていれば嬉しく思います

 


庭のバラです今年3回目咲いてくれました。

 

で最初の一歩として

マインドフルネス

あなたに安心を与えてくれるもの

あなたを支えてくれるもの

繋がってみること、おススメします。

 

辛い体験に優しく寄り添うために
安心や支えは
とても大事な命綱なのです。

 

今日も読んでくれて Thank you 

 

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