成長後の現在も可能性豊かで、
才能を発揮している人も少なくありません。
このような
――両親の誉れともいうべき――人たちには、
強靭で安定した自信があるはずなのですが
実際には話はまるで逆なのです。
成功することが大事な場合に失敗することは
ありません。けれども、何をしても駄目なのです。
すべての成功の裏に
憂うつ、空虚感、自己疎外、
生の無意味さが潜んでいます。
アリス・ミラー著 『才能のある子のドラマ』より抜粋
お気に入りの木の一つ
9月の神戸森林植物園にて
今日のテーマを
一言で言ってみると
【成功していても心が
満たされているとは限らない】
でしょうか?
最近、芸能人の方の自殺報道が続き
心を痛めておられる方も
おられるかもしれませんね。
もしかしたら
なぜ?
輝かしい成功を収めているのになぜ?
と驚いておられるでしょうか?
今日の記事は、
そんな疑問を持っているあなたに
心が満たされ
くつろいで満ちていることと
成功し続けないと不安な気持ち
その違いと
根本的な原因について
ちょっと書いてみたいと思います。
私がお伝えしたいことは・・
もしも、
あなたの心の奥底にね
生き残るために、
存在を許されるために・・
頑張って成功しないといけない。
という想いがあるのなら・・
あなたが、
どんなに頑張っても
成功を収め続けたとしても
成功の裏に潜む、
憂うつ、空虚感、自己疎外、
生の無意味さが
癒えることはない。
ということです。
なぜ成功しても
心が満たされないのか?
あなたが頑張って
得ようとしている【もの】
それは、
無意識かもしれないけれど
養育者から愛されたい
暖かい目で見てもらいたい
わかってもらいたい
安心したい
そんな子ども時代の
切ない想いから
始まっているかもしれないから。
そして、そんなあなたの
とても自然な、
ありのままの願いは・・
社会的に成功することで
満たされるような質のものでは
ないからです。
成功することが無駄だ
と言いたいわけではありません。
成功は素晴らしいです。
成功は喜びだし、
社会的な地盤と自信を与えくれます。
ただ・・・
喜びや夢を純粋に求めて
成功を望むことと
生き残るため、
存在を許されるために、
成功し続けなくてはならない!!
という心持ちでは
大きく違いますよね。
そして・・
後者の心のあり方ってね
子どもの頃に
ありのままの感情を
許されなかった人たちが
歩みがちな、心の世界なのです。
ありのままの感情を
許していますか?
例えば・・こんな感じです。
もし、
わたしが意地悪で、きたなくて、
おこりんぼで、やきもち焼きで、
滅茶苦茶な子どもだったとしたら・・・
そしたら、
私は愛されたのだろうか?
わたしは優等生だった。
お利口で、信頼できて、
思いやりがあって機転がきいて、
扱いやすい子ども
育てやすい子どもとして、
ずっと生きてきた。
もしかしたら、わたしが
【子どもらしくない子ども】
だったから
わたしは愛されたのだろうか?
じゃあ
本当のわたしは・・・?
意地悪でやきもち焼きで
優しさがたりなくて。
悪い子どもで
駄目な子どもの部分だって
私にはあったのだ。
子どもの頃に
ありのままに感情を感じたり
表現することを許されなかった
人の中には、
自分がどんな感情を
感じているか?
何が欲しいか?
わからなくなっている人もいます。
そして、
生き残るために、
存在を許してもらうために
必死になって
成功を収め続けようとするのです。
この記事を読まれている人の中には
『もしかしたら、
私もそうかも?』
と思った方もおられるかもしれません。
そんな方にね、
私はお伝えしたいのです。
あなたは
成功を収めなければ
本当に大事にされない
のかしら?
意地悪で、
きたなくて、
おこりんぼで、
やきもち焼きで、
滅茶苦茶で・・
それでも、
あなたは
大事な存在です
意地悪で、
きたなくて、
おこりんぼで、
やきもち焼きで、
滅茶苦茶な自分
わたしたちみんなの中に
そんな部分があるのです。
だって、人間だもの。
そんな認めたくない部分も
ただそのままに・・
優しい眼差しで
見つめてあげられたなら・・
わたしたちは心が満たされ
くつろいで、満ちていられる
のかもしれません。
色とりどりの落ち葉が綺麗でした。
生き残るために、
存在を許されるために、
どんなに成功を収め続けても
成功の裏に潜む、
憂うつ、空虚感、自己疎外、生の無意味さが
癒えることはありません。
今日の記事が、
あなたの内面の疑問を解く
ヒントとなっていれば嬉しいです。
そして、もし良かったら・・
子どもの頃に許されなかった
ありのままの感情を
取り戻したい・・
と思われませんか?
本当のあなたに
戻りたい・・・
と思いませんか?
セッションを通して
あなたのお力になれれば
とても嬉しいです。
今日も読んでくれて Thank you
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