『子供を窒息させる親』が
ためらいもなく、いとも簡単に
子供の個人的な領域に侵入するのは、

自分がしていることが侵入だという
自覚がないからです。

ダン・ニューハース著
『不幸にする親』より抜粋

 

春から急に梅雨になって、

季節の変化に

おいていかれていませんか?

 


この時期咲いている、ピンクのかたばみ
かわいいですよね

 

アダルトチルドレンの方への

セッションさせていただくようになって

過干渉について、色々と気づかされ、

学びをいただいてきました。

 

ネグレクトも良くないけれど

過干渉も良くないのですね。

そして、過干渉の問題って

とてもわかりにくいですよね。

 

『親が過干渉なんです』

と相談される方のお悩みのパターンって

こんな感じです。

*自分で決めることが困難
だから、誰かに依存してしまいがち。

 

*人から低い評価されているように感じる
人目を過度に気にしすぎちゃう。

 

*自分の望みをはっきり言えない。
人に押されて、なし崩し的になっていく。

 

こんなお悩みを持った方と接していると

その苦しさをヒシヒシと感じ、

どうしてそうなったが

回を重ねるごとにわかってきます。

 

 

今日の記事は

親が過干渉だった人

自分自身が 親として過干渉だと思う人

に気づきをお届けできたらと思います。

 

 

私がお伝えしたいことは・・

かまいすぎるのは

愛情ではなくて侵入

だということ

 

そして、過干渉の問題を癒すには

自分の不安感に向き合っていく

必要があるってことです。

 

 

『母を棄ててもいいですか?』という本に

(ちょっと衝撃的なタイトルですね)

【サツキさん】という女性のお話が

載っています。

 

 

サツキさんは

親に心配をかけるのが
いちばんの親不孝

と言われて育った人です。

 

サツキさんのお母さんは心配症。

サツキさんの行動を

『心配だ』という理由で

制限し干渉することも多かった。

 

だから、サツキさんは

お母さんに心配かけないように

長い間頑張って

生き続けてこられたのです。

 

 

結婚後も、

お母さんの干渉は続いていました。

サツキさんの娘さん(孫のリカさん)

の就職活動のことにまで及びます。

 

そう、こんな感じで・・

 

『そういえばあんたとこのリカ、
三年生でしょ?

今、就職がすごく厳しいっていうじゃない。
就職できるの?大丈夫なの?』

 

 

サツキさんはお母さんに

色々言われるのが

イヤでたまらないのです。

 

だから、娘のリカさんにこう言います

 

 

『お願いだから、どこか
きちんとしたところに就職してね』

 

 

これ、わかりますか?

サツキさんの不安感がそのまま

娘のリカさんの肩に

乗せられているんですよね・・。

 

 

 

そして、とうとう

サツキさんにとって

【気づきのきっかけ】

となる出来事が起こるんです。

 

 

それは・・・

サツキさんの娘の、リカさんが

摂食障害になってしまったのです。

 

辛いですよね・・・。

 

 

 

でもね、

サツキさんのスゴイところは

【摂食障害の子どもをもつ親の会】

に参加し、ご自身が気づいて

変化されていくことです。

 

 

サツキさんはこんな風に言っています。

============

摂食障害が心の病であることは知って

いましたし、家庭環境や人間関係の

ストレスなどが関係していることも

娘の主治医から聞かされていました。

 

ただ、就活のせいだと思い込んでいたので

それ以上深くは考えていなかったんです。

 

でも、娘が摂食障害になった

いちばんの原因は、じつは

私との関係だったのだということが

話をしたり、ミーティングを重ねる中で

だんだんわかってきたのです。

============

 

サツキさんはね

お母さんから感じる

強~いプレッシャーを

娘のリカさんを『頑張らせる』ことで

逃がしてきたのです。

 

 

この親子2代にわたる

不安感の連鎖

リカさんも背負って、頑張ってきた。

 

そしてリカさんには限界が訪れ

摂食障害になってしまった。

 

それをきっかけに

母であるサツキさんも

自分自身に向き合い始めたんです。

 

 

さて、ではどうして

どうしてこんな苦しい連鎖

起こったのでしょうか?

 

これには少し時間をさかのぼって

サツキさんの子ども時代の

エピソードがヒントになります。

 

 

 

サツキさんは子供の頃、

お母さんの『気を付けて』

という言葉に困っていたそうです。

 

 

例えばこういう会話・・

途中まではどこにでもある

よくある会話なのです。

 

 

お母さん 『気をつけなさいよ』

サツキさん 『うん』

 

 

ここまでは問題ない。

でもこの後、アクシデントが起こると

大変なことになるのです。

 

アクシデントが起こると

お母さんは気が動転してしまう。

そして、お母さんから怒号が・・

 

だから、気をつけなさいと

言ったでしょー!!

あんた『うん』と

言ったでしょー!!

 

 

ヒャーーー!

これ、辛いよね。

 

 

『気を付けて』に『うん』と

返事しただけなのに

責められちゃうのか・・

いったい、なんと返事をしたらよいの?

 

 

あとになって、

サツキさんも気づくんです。

 

お母さんの『心配』『心配』

サツキさんに向けられたものではなく

お母さん自身に対する言葉だったと。

 

 

脳って共鳴を起こすんですよね。

オカルトでもなんでもなく

ミラーニューロンの働きです。

 

お母さんが安心感を感じて

ゆったりしていたら、

子供も【安心の神経システム】

育まれ安心して健やかになります。

 

逆に

お母さんが『心配』『心配』と言い続け、

叫んだり怒鳴ったりしていたら

子供は【心配の神経システム】

受け取って不安定になります。

 

 

子供の頃から

お母さんが『心配』『心配』と言い続けたら

子供の世界観にも影響がありそうです。

 

どうなると思いますか?

 

 

子供にとってお母さんは世界の中心です。

 

お母さんの『心配』『心配』を

毎日聴き続けた子供は、世界は

『心配』がいっぱいの場所

だと思うでしょう。

 

そんな『心配』がいっぱいの場所で

子供自身が何か決めて行動するのは怖いし、

途方もない勇気が必要になります。

 

そのうえ、

だから、気をつけなさいと

言ったでしょー!!

なんて怒鳴られ続けていたら・・

どうでしょう?

 

自分は評価の低い

ダメな人だと信じる

ようになるでしょう。

 

自分の思いを伝えるなんて、

怖くてできなくなってしまう・・。

 

 

お母さんを責める意図はないので

どうか誤解はしないでくださいね。

 

実際このお母さんのお母さんも

ものすごく心配症だったと

本の中に綴られていました。

ずっと連鎖が続いているんですね。

 

 

お母さんから【心配の神経システム】

受け継いだ子供の世界は、

狭く苦しくなってしまう

 

こんなこと、

お母さん自身も望んでいないはずです。

 

 

 

 

親がかまいすぎるのは

その根っこ不安感があるから。

 

子供にあれこれと世話を焼くのも

ああしろ、こうしろと口を挟むのも

『心配』だから・・

 

それって・・子供への愛というよりも

自分の不安を消すため

じゃないかしら?

 

 

 

子供をかまいすぎるのは

愛情ではなくて、

子供の世界への侵入

になってしまう。

 

だからこそ、

過干渉の問題を癒すには

自分の不安感に向き合っていく

必要があります。

 

 

今日の記事が

親が過干渉だった人

自分自身が親として過干渉だと思う人に

少しでも気づきとなれば嬉しいです。

 

 

もし良かったら、

自分の中の不安感を

少し距離をとって眺めてみませんか

 

その不安感は、

どこから沸いて出てきたのでしょう?

誰かの【心配の神経システム】を

受け継いでしまっていませんか?

 

 

マインドフルネスは、

ゆったりとペースを落として

くつろいでいく時間。

 

あなたの中の

【安心の神経システム】

一緒に育んでいきませんか~

 

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マフィンを焼いたら
動物の口のように割れたので
チョコチップを貼って遊んでみました

 

今日も読んでくれて Thank you 

 

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